「愛していると言ってくれ」ドラマ紹介
タイトル | 愛していると言ってくれ |
放送期間 | 1995年7月7日 〜 9月22日(全12回) |
制作局 | TBS |
脚本 | 北川悦吏子 |
演出 | 生野慈朗、土井裕泰、福澤克雄 |
プロデューサー | 貴島誠一郎 |
出演 | 豊川悦司、常盤貴子、余貴美子、吉行和子、橋爪功 |
平均視聴率 | 21.3%(最高視聴率回28.1%:最終話) |
「愛していると言ってくれ」ドラマあらすじ
幼少期の病気が原因で両耳の聴覚を失った榊晃次(豊川悦司)は、新進気鋭の青年画家として注目を集めています。聴覚障害者の晃次は手話・読唇術・筆談で相手と会話し、不明瞭ですが声を出すこともできます。しかし、学校の友人達から不明瞭な声をからかわれて以来、声を出さなくなってしまいました。
画家としての才能を認める画廊のオーナー・神崎 薫(余貴美子)は、ボロアパートで生活する晃次にスポンサーがつくように尽力しています。しかし、彼の才能に嫉妬する藪下 清(相島一之)は、事あるごとに嫌味(聴覚障害のこと)をぶつけていました。
ある日、会合に出席した晃次がカフェで一休みしていると、1本の樹に生っているリンゴを
取ろうとジャンプしている女性を見かけます。背の高い晃次はリンゴをもぎ取って、彼女に渡します。これが後に恋人となる水野紘子(常盤貴子)との出会いでした。
一方、幼なじみの矢部 健一(岡田浩暉)と劇団に所属している紘子は、厳しいレッスンに耐えながら女優を目指しています。アルバイト先の売店がある公園でセリフの練習をしていた紘子は、スケッチをする晃次と再会し次第に親しくなっていくのですが……。
明るくて積極的な紘子は、手話を覚えたりFAXを購入したりして、耳の聞こえない晃次を一生懸命に理解しようとします。しかし、晃次を慕う義理妹・栞(矢田亜希子)、彼の大学時代の恋人・島田 光(麻生祐未)、紘子を愛する健一の存在が、2人の間に亀裂を生んでいきます。果たして晃次と紘子の純愛は成就するのでしょうか。
「愛していると言ってくれ」ドラマのみどころ
晃次が7歳の時に両親が離婚し、彼に初めて手話を教えてくれた実母・吉沢 道子(吉行和子)とは音信不通になっています。しかし、紘子の橋渡しのおかげでほんのわずかな時間ですが、母子は再会します。晃次は道子が教えたキツネの手話を見せるシーンには、涙腺が緩んでしまいました。
「愛していると言ってくれ」は12話で構成されており、8話以降には晃次の元恋人・光が登場します。純粋に晃次を愛する紘子に嫉妬した光は、彼の部屋に自分のイヤリングをわざと置いてきます。また、光は紘子がまだ聞いたことのない晃次の声を聞いたことがあると話すなど、彼女の心をかき乱します。
そんな紘子に晃次は過去に封印した声で彼女の名前を大声で叫びます。このシーンは、過去のトラウマから晃次が解放され、紘子への愛を表現した瞬間でもあり、ドラマの見どころの1つとなっています。
本作は、家族や恋人でもあってもただ思っているだけでは伝わらない、自分の気持ちを素直に表現することの大切さを教えてくれるドラマです。もちろん、素敵なラブストーリーとしても楽しめますよ。
「愛していると言ってくれ」SNSでの評判
久しぶりに見た矢田亜希子、相変わらず綺麗でビビる!!
by『愛していると言ってくれ』のJK役新規の古参 pic.twitter.com/PQbmNlGLxF
— ダリル (@kitakyo) 2018年8月24日
愛していると言ってくれの豊川悦司様の美しさは異常で、洗濯機のばい菌になる未来があるなんて思いもしなかった。 pic.twitter.com/IJ6mKPfJrT
— あお竹あお子 (@aokimoro) 2018年1月20日
上が「愛していると言ってくれ」撮影最終日!そして、下が「半分、青い。」頑張りましょうの、飲み会!何年たったかな? pic.twitter.com/ffdqy15gWi
— 北川悦吏子 (@halu1224) 2018年2月18日