「家政婦のミタ」ドラマ紹介
タイトル | 家政婦のミタ |
放送期間 | 2011年10月12日 - 12月21日(11回) |
制作局 | 日本テレビ |
脚本 | 遊川和彦 |
出演者 | 松嶋菜々、長谷川博己、相武紗季、忽那汐里、中川大志、綾部守人、本田望結、大家由祐子、神尾佑、平泉成、白川由美、他 |
演出 | 猪股隆一 |
プロディーサー | 田中芳樹(CP)、大平太、太田雅晴 |
平均視聴率 | 25.2%(最高視聴率回40.0%:最終話) |
「家政婦のミタ」ドラマあらすじ
晴海家政婦紹介所に所属する三田灯(松嶋菜々子)は、家事を完璧にこなす超一流の家政婦ですが、常に無表情で黒系の地味な服装をしています。
あることが原因で笑顔を封印した灯は、息をひそめるように生きていたからです。その理由を知っているのは所長の晴海(白川由美)のみ。
灯は母・凪子(大家由祐子)を亡くし、4人の子供が残された阿須田家に向かいます。
一方、阿須田家では長女・結(忽那汐里)、長男・翔(中川大志)、次男・海斗(綾部守人)、末っ子・希衣(本田望結)らが、寂しさ、悲しみ、家族への不満などが入り混じり、顔を合わせればケンカばかり。凪子の死の原因を作った父・恵一(長谷川博己)は、子供達に何も言うことができず、ただオロオロと見ているだけでした。
業務を開始した灯は、荒れ放題の家をテキパキと片付け、凪子と同じ味の料理を作り、子供の宿題の面倒までみるスーパー家政婦ぶりを発揮。灯を「ミタさん」と呼ぶ恵一や子供達は様々な要求をしますが、彼女は「承知しました。」と答えて忠実に実行していきます。
そんなある日、家族の誰よりも灯に懐いていた希衣は、「一緒に天国のお母さんのところに行って」と懇願。「承知しました」と答えた灯は、希衣を連れて凪子が亡くなった川に入って行き……。
阿須田家の人々はめちゃくちゃな業務命令を出し、灯がそれを受け入れることで彼らは次第に変化し、失った大切なものを見つけます。その大切なものとは何なのか、放送を重ねるごとに明かされていきます。
「家政婦のミタ」ドラマのみどころ
阿須田家の人々が灯に出す業務命令の内容は、彼らが心の奥に閉じ込めている悩みや苦しみ(母の死、友人関係、いじめなど)にまつわるものです。
家族が灯に出す業務命令を聞いた彼らは、それぞれが抱えている悩みや苦しみを知り動揺しますが、逃げ出さずに向き合うことで、バラバラだった家族の絆を強いものにしていきます。
灯はそれが分かっているから、敢えてめちゃくちゃな業務命令を受け入れたのでした。灯が過去のトラウマに苦しんでいることを知った阿須田家の人々は、今度は彼女を救うおうと立ち上がります。
果たして灯は救われるのか、封印した笑顔を見せてくれるのでしょうか?
「家政婦のミタ」が放送された年は、甚大な被害を出した東日本大震災が起きた年でもあります。
脚本家・遊川和彦は、「家政婦のミタ」を通して、「今は苦しいけれど、少しずつ立ち直って行こう」というメッセージを被災地の方々に送ったと語っています。家族再生をテーマにした「家政婦のミタ」は私達に、生きる上で大切なことを伝えているのです。
「家政婦のミタ」SNS評判
奇跡とは、普通に考えれば絶対起きない出来事が、そうなって欲しいと願う人間の強い意志で起きる出来事です。奇跡は起こるから奇跡と言います。
自分には無理だと諦めている人には、絶対に起きません家政婦のミタ pic.twitter.com/0STY1mVl1w
— なつかしの〇〇ツィートbot (@gyasffssa32) 2018年8月24日
一周回って知らない話で、舞台出身の俳優さんの紹介で、家政婦のミタでブーレクした長谷川博己さんって!映像が!不意打ちすぎて叫んでしまった☺️ pic.twitter.com/ZdUEEm01PN
— しっぽ。 (@LaVeille_YI) 2017年11月29日